
Current exhibition

新妻篤 個展 〜PEACE PIECE 〜
Atsushi Niitsuma Exhibition
2026年11月4日〜2026年11月28日
【ステートメント】
かつて、彫像としてその姿を残すことを許されたのは、限られた階級の者、神話の戦士や神々など特別な存在だけだった。
石彫という極めて原始的な造形方法はそのままに、今を生きる者として感じる、「人の風景」を形に残すことで、すでに私達が失ってしまったもの、まだ手放していないものに想いを巡らしながら彫刻を作っています。
世話しなく営まれる日々の暮らしの中で、テーブルの上の雑多なものの配置に、庭の景色のような美を見出すことがある。留めようのない一瞬の邂逅に己の心模様を見ているのだろうか。所有物の織りなす小さな風景は、身体のない肖像彫刻と言えなくもない。
単調な日々のかけがえのなさは、その渦中にいるうちはなかなか気づけない。いつか見た、何気ない平穏な日々のかけらを、宝石を眺めるように石に閉じ込めたいと思う。
【プロフィール】
新妻篤
1986年 神奈川県川崎市出身
2004年 茨城県取手松陽高等学校美術科卒業
2009年 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2011年 同大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
個展
2013年 ガレリア・グラフィカbis
2015年 「海の部屋、空の部屋」 LIBRE
2017年 「四隣の寂寞」 ガレリア・グラフィカbis
2020年 「room#101」ガレリア・グラフィカbis
2022年 「冬の河川敷」 LIBRE
2025年 「蒼氓」 ギャルリ・シェーヌ
主なグループ展
2010年「STONE ROAD 日韓交流展」 上野の森美術館ギャラリー
2012年「三越×藝大、夏の芸術祭2012」 日本橋三越本店
アートラインかしわ/共晶点(〜2026年) パレット柏
2019年いりや画廊若手支援プロジェクトno.9「egge」 いりや画廊
2022年「新木場&夢の島 わくわくおさんぽアートフェス」(〜2024年) 夢の島公園
2026年「stone sculptor exhibition」ギャルリ・シェーヌ
受賞歴
2011年第1回東洋文庫賞