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Current exhibition

島の時間 山下恒夫
Tsuneo Yamashita Photo Exbition
2025年9月10日(水)〜10月4日(土)
この度、S3 Gallery TOKYOでは、山下恒夫写真展「島の時間」を開催いたします。
本作は、2000年から2005年にかけて沖縄県の八重山、宮古列島の島々で撮影されました。
山下は大学で写真を学んでいた1983年、初めてこの地を訪れます。
それから20年ぶりに再訪した際、当時と変わらぬ暮らしが続いていることに深く心を動かされ、
古いドイツ製の二眼レフカメラ〈ローライフレックス〉を手に、島の人々や風景、祭礼や日常の暮らしを撮影するため、幾度も島を訪れるようになりました。
「島ちゃび(離島苦)」という言葉があるように、医療・交通・教育等、さまざまな面で負担を強いられる離島の暮らし。
しかし、そこに生きる人々は実に豊かな暮らしをしているように見えたといいます。
これらの作品は、2003年と2005年にコニカミノルタプラザで展示され、
2006年には写真集『島の時間』(クレオ社)として刊行されました。
そして今回、20年の歳月を経て、新たに構成した18点を展示いたします。
長い年月を経ても変わらず受け継がれてきた暮らしの姿が、ここにあります。
静かに流れる「島の時間」を、ぜひご覧ください。
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